貧乳はステータス、じゃないかもしれないが小さいことはステータス。ここ最近小さければ小さいほど美しい(お○ぱいは除く)、という価値観になってきた私。お仕事で使いたいアイテム第2弾、ちびファイことMZK-RP150Nを購入しました。製品HPに「「ちびファイ」と呼んでください」なんて書いてあったのでそう呼びましたが、一般消費者でその呼び方をしている人はいるのでしょうか。どうでもいいですが。

良い点
・小せえぇぇぇぇ。店頭で見て愕然としました。ネットで買えば2300円ちょいなのに、その場で3100円で購入してしまいました。画像で見ても分かる通り、まさにマッチ箱なみ。っていうかそれ以下かも。なんだこれ。w

・ルータとして必要十分な機能を装備。ルータ、AP、コンバータと3種類に使え、NATを切ることも出来るので、仕事がはかどりそう。この前買ったハブ同様、実はたいして使う機会は無いのですが。

悪い点
・工場出荷時の設定では、セキュリティ的に問題あり。デフォルトでセキュリティ無しの仮想APが1つ有効になっているので、それを無効にするかパスフレーズを設定する必要があります。この製品に限りませんが、設定画面にアクセスするアカウントの初期パスワードも「pass****」なので要変更。

・悪い点、というには語弊がありますが、スループットが低い。この小ささかつUSB給電で消費電力2.5W以下ということからも推察可能ですが、まあ速度は出ません。デフォルト設定で簡単にWR8300Nとのスループットを比較してみた結果は以下の通り。テストはKDDIのスピードテストサイト(有線だと600~700Mbpsは出るサイト)で、どちらの機器もアクセスポイントモードで実施。

測定環境1 木造住宅2階の部屋にAP、同室のPCで測定(AP-PC間の距離約1.5m)
MZK-RP150N: 30~35Mbps
WR8300N: 60~75Mbps

測定環境2 木造住宅2階の部屋にAP、ほぼ対角線上となる位置の1階のPCで測定(AP-PC間の距離約8m)
MZK-RP150N: 8~15Mbps
WR8300N: 60~75Mbps

WR8300Nの高性能っぷりに嫉妬、というかPCのク○っぷりに憤激。速度測定時に片方の機器をオフっていたわけではないので、電波干渉による速度低下があるかもしれません。PCWatchのレビュー記事よりもかなり低い値なので。。

というわけで、例えばDTCP-IPに対応したリビングTVにコンバータモードで接続して、他の部屋の無線AP経由でストリーミング視聴、なんて使い方は出来ない、というかしてはいけない。(上記測定ではWANのノードを対象としているが、WR8300Nの値からもわかる通りちびファイがボトルネックになっており、LAN内の測定でも同程度のスループットになるはず)あくまでも小ささを活かして出張時に持ち歩き、ホテルの部屋の有線LANにつないで無線オンリー機器で使用とか、ネットワークの検証時等にちょっと有線・無線ルータとして使いたい(自分の主な使用用途)、といった使い方をする位置付けの製品だと思います。

MZK-RP150N