ST15i の root化手順メモ。この手順が公開されるより前に、 su入りの system.img を焼く手順で発狂しそうなくらい頑張っていたのですが、sending ‘system’ (231412 KB)… でどうしても止まってしまうので諦めました。 bad blocks が2個あったのが原因かも。↓の手順は楽勝。ウキィィィ!

前提
・ ファームウェアのバージョンが 4.0.A.2.368
・ android SDK(Windows版)インストール済み、インストールフォルダ配下の platform-tools および tools に path 通し済み。
・ FlashTool インストール済み(私が使用したバージョンは0.2.9)
・ bootloader アンロック済み

いちおう注意
・ bootloader をアンロックすると、保証が受けられなくなります。ウェヒヒ。
・ bootloader をアンロックすると、ソニエリ公式のアップデートが出来なくなります。但しリロックすれば可能。

1. ここ(xda-developers.com)の #2のポストの Mini FW 4.0.A.2.368 insecure kernel をクリックし、 boot.img をダウンロードする。

2. MINI の電源を落し、ボリュームアップボタンを押しながらUSBケーブルでPCと接続する。本体のLEDのランプがブルーで点灯していることを確認。

3. 手順1でダウンロードした boot.img を自分のホームディレクトリに移動する。(ex. C:Usersあなたのログインユーザー名)

4. コマンドプロンプトを起動し、boot.img を本体に焼く。

C:Usersあなたのログインユーザー名>fastboot flash boot boot.img

5. MINI からUSBケーブルを抜き、電源を入れる。

6. アプリケーション設定で、「提供元不明のアプリ」「開発 – USBデバッグ」を有効にする。

7. MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

8. FlashTool を起動。機種名を尋ねるウィンドウがポップアップするので、X10を選択し、OKをクリック。

9. ROOT ボタンをクリックする。しばらくすると MINI が再起動する。root化完了。

> 日本語フォントの変更
ST15 はデフォルトで日本語のフォントが中華なCJKなので、好みの日本語フォントに変更します。

1. ttf形式のお好みフォントを準備。ファイル名を DroidSansJapanese.ttf に変更する。

2. 普通に起動している MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

3. コマンドプロンプトから、フォントファイルをプッシュ。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb push DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/

4. MINI をリブートする。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb reboot

> カメラのシャッター音無音化
え、なんで私を疑いの眼差しで見るのですか。香港バージョンの私の ST15i はシャッター音をデフォルトで無音に設定出来ません。というわけでうるさいシャッター音は消してしまうのだ。

1. 普通に起動している MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

2. コマンドプロンプトから、build.prop をプル。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb pull /system/build.prop .

3. サクラエディタなど適当なエディタで、build.prop 中の

ro.camera.sound.forced=1

ro.camera.sound.forced=0

に変更する。

4. build.prop をプッシュ。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb push build.prop /system/

5. MINI をリブートする。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb reboot

6. カメラアプリを起動し、シャッター音選択設定で無音を選択する。

7. 階段の下に行く。