XPERIA MINI ST15i WHITE

IDEOS との出会いで完全に小さな端末に魅了されてしまった私。もっと小さくて性能の高い端末はないのか!と探したら普通にありました。それがこの XPERIA MINI だだだ!うーん、小っちゃくてもう最高です。しかもお値段は 279$。私は 1shopmobile で購入し、送料込みで304$でした。円高の波に乗らなきゃソンソン。

それではいつものように箇条書きレビュー。

良い点
・小さい。とにかく小さい。IDEOS より余裕で小さい。私の通常時のチ●ポよりは大きい。見た人はかならず「小さっ!」と驚嘆します。(いや私のナニの小ささに驚嘆したわけじゃないですよ。ちゃんと読解してください)片手でサクサクブラウジング。ええ時代だのう、ばあさんよ。重さも99gで十分軽い部類に入りますが、見た目からくる軽さへの期待に応えるほど、軽く感じません。

・ハードのスペックが高い。CPUは Snapdragon MSM8255 1GHz。ヌルサク感がすばらしい。IDEOS がまあナニすぎただけに、より素晴らしく感じます。IDEOS では途中で落ちたDDRも全く問題なくプレー出来ました。まあタッチUIでゲームはあまりやりませんけど。ちなみに ベンチマークソフトの Quadrant の値は1549。カメラも500万画素オートフォーカス付きで普通に使えるレベルです。

・液晶が綺麗。高輝度でスッキリシャッキリ表示。視野角も妙に広く、IPS液晶かもしれません。グーグルマップナビを車内で使うようなシチュエーションでも問題なさげ。解像度こそHalfVGA(320×480)ですが、Youtube の動画も普通に鑑賞出来るレベル。iPod touch 4th の retina ディスプレイ(960×480)でみる動画とそれほど違いを感じないのは意外。主に文章に読むウェブブラウズも全く問題なし。

・スピーカーの音が何気によい。モノラルスピーカーですけど、解像度・音量ともに十分。radiko 垂れ流しで大活躍。とはいえ実はこの手の小型ガジェットのスピーカーの音がなかなか良いのは、最近ではこの端末に限ったことではなく、IDEOS、Nintendo 3DS、iPod touch 4th、どれもなかなかのモノだと個人的に思ってます。

・DLNA対応。なんと MINI で撮ったハメ●り動画をおうちのDLNAクライアント機能付きテレビで見れちゃう。最高すぎる。いややりませんけど。てかうちの廉価モデルプラズマテレビはDLNA対応してないし。対応しててもやりませんけど。

・ANT+対応。超近接無線規格のANT+に対応。ANT+対応の心拍センサーをつけて、S●X中の心拍数の変化をロギングし、アプリで研究!!いや、しませんけど。

悪い点
・小さすぎて、ポロッと落としそうになる。IDEOS のバッテリカバー(黒)はマットな質感で摩擦係数が高く、持ってて安心感がありましたが、この端末の バッテリカバー(白)は、ツルツルというかすべすべしていて、ツルッ、ヌルッ、スポッ!と落としそうになります。ああ、ヌルッっていうのはないな。

・フォントが中華フォント。日本向けに出荷されている製品ではなく、香港バージョンなので仕方ないといえば仕方ないのですが、やはり違和感があります。root が簡単に取れるようになってフォントを変えることが出来るようになるまでの辛抱です。

・照度センサーのチューニングが甘いせい?で、薄暗い部屋で使用していると液晶の明るさがころころ変わってイライラします。しかも液晶の明るさの自動調整の設定項目が何故かありません。これはアップデートで早く対応してほしいですね。

・FOMAプラスエリアに対応していない。FOMAプラスで使われる UMTS BAND VI の送信アンプチップを積んでいないのでこれはどうしようもないです。 ST15a(北米版)なら、BAND VI の周波数を内包する BAND V の送信アンプチップを積んでいるので、何とかなるかもしれません。 8/15追記: Xperia Pro の北米版 MK16a でプラスエリアを掴むという情報がちらほら上がってきています。MK16a のFCCの分解画像がピンボケで断定は出来ませんが、MINI PRO 北米版 SK17a にも実装されている SKYWORKS の SKY77704 の送信アンプを積んでいるように見えます。同じ送信アンプを積んでいる=動作も同じ、ではありませんが、自宅から30分弱車を走らせればプラスエリアに行けるので、SK17a が届いたら確認しに行こうと思います。ちなみに handtec で取り扱っている MINI PRO は インターナショナル版の SK17i であると思われるためキャンセルし、sparco.com で SK17a を注文し直しました。

というわけで、個人的満足度は90点!な端末です。と、ここまで読んできて、私のブログを巡回している偏差値2000万以上の方々は、アレっと思ったかもしれません。お前は MINI PRO を注文してたんじゃなかったのか、と。そうです、MINI PRO がなかなか来ないので、我慢出来ずに MINI もポチってしまったのです。アホですね。

XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i

うわぁ・・・

こんないい端末があるなら、あと3週間はやく教えてくれよおぉぉぉ。
くそう、、不覚。orz

Sony Ericsson XPERIA Mini Pro video ad
http://www.youtube.com/watch?v=waj2WFpgLro

つかポチった。Handtec で 239.89ポンド(送料込み)。今日のレートで3.1万弱ですね。さようなら IDEOS。また会う日まで。
UMTS 1700MHz(東名阪バンド)に対応していないのは、特に問題なさげだけど、UMTS 850MHz で FOMAプラスエリアに対応してるのかどうか。対応してるよね。対応してるさ。対応してますとも!してなかったらチぬ。

7/30追記: Handtec のやつは UMTS900/2100MHz対応版の SK17i のような気がします。んー、まあプラスエリアに行くことがあったら、IDEOS の出番ってことでいいや。

http://www.sonyericsson.com/cws/download/1/985/906/1307442663/minipro_WP_2.pdf

Huawei IDEOS U8150b + b-mobileSIM U300

WiMAX でのモバイルインターネット常時接続環境を手に入れてから約3ヶ月。始めのうちこそ昼休みなどに社内LANで制限されているサイトを閲覧したりして満足していました。しかし、兎に角サービスエリアがせまい!仙台市内でもちょっと郊外に出るとダメ。市中心部のオフィスビルでもちょっと奥まった会議室に入るとダメ。はっきりいってまったくお話にならないレベル。

私の中で何かがプチッと音を立てて切れました。

モバイルインターネット環境で重要なのはスピードじゃねぇッ!どこでもいつでも繋がるユビキタシングコンピューティング(※)なんだよッッッ!!!
※こんな単語はありません。

そうして私がたどり着いた結論は、テザリング可能なコンパクト Wi-Fi ルーターにおまけに android 機能付きの IDEOS U8150b + b-mobileSIM U300 + iPod touch 4th で、レッツモバイルハッピーインターネッティング!!なのだ!

それでは2週間ほど使用した時点での感想を、いつものように箇条書きで。

良い点
・どこでもインターネット。 docomo の FOMAプラスエリアを含むサービスエリアでインターネットへ接続が可能なのは、銀河系最強と言わざるを得ない。300kbps の帯域制限でも Google マップナビですら普通に動き(驚)、個人的には問題なく使えるスピードである。

・ おまけ程度のものと考えていた android がめっちゃ楽しい。使いやすいようにそれなりに労力を掛けてカスタマイズする必要があるが、その作業も含めて楽しい。逆にその作業を楽しめない人は手を出すべき端末ではない。

・最新ニュースや2ちゃんねるなどをさっとチェックするのには、android のウィジェットアプリは超便利。iPod touch の出番はほとんどナッシング。

・端末がちっちゃくてかわいい。手になじむ大きさ。そしてライトな重量な105g。マットブラックなバッテリーカバーは触り心地が良すぎて手にしているだけで勃○しそう。さらにあと3色カバーが付属してくる素敵仕様。

・維持費が安い。WiMAX の月3880円から、IDEOS用 b-mobileSIM U300(BM-U300-7MSW)使用で、月2000円以下になった。ただ IDEOS用SIM は、インターネット接続が透過プロキシ経由になるらしく、画像が圧縮される等の各種制限が入るので注意が必要。個人的に不都合はないが、気になる人は通常版のSIM(月あたり約2250円)を買うのが無難。

悪い点
・解像度がQVGA(320×240)で、快適ブラウジングとはほど遠い。iPod touch の 960×640 とは雲泥の差と言える。しかし、慣れてくると割と平気になってくる。

・CPU性能が低い。文字の変換ですらモタついたりする。 google map のスクロールも結構かくついて、快適に閲覧出来るとは言い難い。場所の確認程度に利用するなら問題はないし、ゆっくり地図鑑賞したい場合は、iPod touch の出番になる。

・CPU性能がボトルネックとなり、動画系サイトはほぼ見れない。 しかし、Wi-Fi 経由での youtube は結構いける。3G経由での radiko も割と大丈夫。もっとも 3日間で 360MB 、1ヶ月で 1.2GB(1日あたり約40MB)という docomo 回線の通信速度制限開始閾値があるので、3G経由で動画サイトを見るのは回線的に無理である。ちなみに外で3G、家で Wi-Fi という私の利用パターンでは、1日あたり 5~20MB の利用量で、前述の制限に掛かることはまずない。念のため、パケットカウンタアプリの Data counter widget をインストールしてパケット量を監視している。

・ゲーム系アプリもほぼ無理。試しにDDR無料版を落としてやってみたけど、ゲームにならなかった。w ゲームをやりたいときは iPod touch の出番。

・GPSによる位置座標確定まで数分掛かる。確定するまでの誤差は凄まじいものがあるが、確定したあとは普通に正確で問題なし。

・マルチタッチに対応していない。しかし、カスタムROMを入れることにより対応させることが出来る。(ハードウェアレベルで対応していないロットもあるので注意)

・バッテリーのもちが悪い。3G、Wi-Fi、GPSを有効にした状態で1日普通に使うと、朝100%→夜帰宅時には 20~30%まで減る。自動機内モードなどのアプリを使えば、帰宅時60~70%くらいまでは残るので、運用でカバー出来るレベルではある。

てな感じで良いところも悪いところもたくさんあるのですが、個人的にはかなり満足の行く環境になりました。IDEOS U8150b との出会いwで、軽量小型端末に目覚めてしまったので、今後購入する端末は軽量小型にこだわってチョイスすると思います。この大きさで、解像度が 640×480、CPUが 1GHz なんかだったら、完全に神端末なんですが、準神端末といったところですね。手のひらサイズの高性能軽量端末を5万くらいでもいいからどこか出さないかなあ。結構売れそうな気がするんですが。

というわけで、個人的にツボった端末ですが、人によって使用パターンは当然異なり、すべての人におすすめするような端末・環境では決してありませんが、銀河系レベルの広大なサービスエリアと低維持費に興味のある御仁は、調査・検討してみてはいかがでしょうか。

IDEOS U8150b
IDEOS U8150b
IDEOS U8150b