Core i7-2600K + P67A-GD55

ここのところ2年毎にメインPCの更改をしている私ですが、「1年毎に更改すれば、古いパーツが比較的高く売れて、いつも最新環境でヒャッハーじゃね?」と思いつき、これからは1年毎に更改することにしました。9日に新CPUが発売されて、これだ!と思った i7-2600K を買いに行ったのですが、どこも売り切れ。やはりみんな欲しいと思うモデルは同じようで。。去年から使用中の i7-860 は一度もオーバークロックしていないので、2600 でも良かったのですが、品薄なものは何故か欲しくなるもの。昨日運良く2600K をゲット出来ました。

マザーのほうは今回 P67A-GD55 をチョイス。自分としては初の MSI マザーです。MSI というと自分の中では昔から何の根拠もなく、2流っぽい、うさんくさい、等と思っていましたが、MSI製の GTX460 の出来が良かったこともあり、去年あたりから導入を企んでいました。USB3.0 のコントローラがついてたりするので、去年一瞬使用していた P55 Deluxe3 なみの消費電力を覚悟していましたが、更改前の環境とほぼ同じで、

アイドル時 67W (ubuntu10.10)
UT3プレー時 175W前後
という結果でした。

追記: USB3.0のホストコントローラの消費電力は、ルネサス製最新の μPD720200A で アイドル時 50mW (前モデル(μPD720200)比で85%減)だそうです。システム全体からみれば微々たるものですね。ちなみに P67A-GD55に載っているコントローラには D720200F1 と書いてあり、μPD720200 だと思われます。それが2つ載ってます。つまり 50 ÷ ( 1 – 0.85 ) × 2 ≒ 666.66mW

P67A-GD55 の BIOS は EFI でなかなか新鮮ですが、Asus のマザーよりイジれる項目が少ない気がしました。あと Mコネクタの USB のやつがどう頑張ってもささらず、使用を断念。前述した点以外の問題は特に無く、また、 多少マイナーなメーカーのマザーのほうが、 あまのじゃくな私は所有感がより満たされるので、 次も MSI にしそうです。

簡単にベンチ?も紹介。 i7-860 → i7-2600K (どちらも定格)で

スーパーπ 104万桁 12秒→10秒
Windowsエクスペリエンスインデックス プロセッサ 7.5 → 7.6

と想定していたとおりの微妙な上がり方です。 だた EIST での下限クロックが 1.2GHz から 1.6GHz になったのは、なかなかいいです。 なぜかというと、クロック下限から上昇するときの閾値近辺の負荷がかかったときに、微妙にかくついたりする気がするのですが、 そのかくつきが軽減された気がするからです。気がする気がすると言っている通り、感覚的な微妙なはなしですが。。 しかし Windows 7 の IE でニコ動を視聴したときだけ発生する微妙なかくつきは相変わらずです。 7 が 悪いのか EIST のせいか、 ubuntu メインの私は検証する気がないので、誰かお願いします。w

1年毎更改のメリットは、「最新CPUを使っているオレ様ってすげーだろ、ベイベー」と異性にアピールして、ウザがられる。
デメリットは、性能のアップにほとんど感動出来ない。
といったところでしょうか。

pc_env.pdf

2600k_20110114
efi_20110114

Crucial RealSSD C300 64GB

外部公開用PC用にSSDを買ってきました。ちょっと前まで人気で品薄だったCrucialのRealSSD C300の64GBです。ドスパラ店頭で14480円。購入の動機は、HDDがちょっとだけうるさいので静かにしたい、消費電力を下げたい、の2点。

動作音は当然ですが無音になり、アイドル時の消費電力は以下の通りになりました。

31w (D510MO + HDDx1 + メモリ1GBx2)

30w (メモリ1GBx2を1GBx1にダウン)

22w (ケースファンの停止 および HDDをSSDに置換)

自分の予想以上に消費電力が低くなって、ウキャッキーでございますよ。ホホホ。8w減で1ヶ月あたり127円の電気代減、1年で1524円減です。9.5年以上使えば元が取れます。w ワットチェッカーで消費電力を把握するようになってから、電気代下げたい病にかかってしまったようです。この病気が悪化すると、いかがわしい動画を見るのも消費電力が高くなるから、早めに出すもの出しちゃおう、とかまずい方向に走りそうです。

デスクトップとしては使用していないPCのため、体感スピードのレビューはできませんが、ubuntuの起動(テキストログインモード)が7秒くらいで終わるため、相当速そうな感じです。恐るべしSSDパワー。

c300_20100923

Fortigate-50B

ついにエンタープライズ向けルータデビューですよ、フフ。 Fortigate-50Bを初ヤフオクで初落札です。どうですかこの落ち着いたデザイン。眺めているだけでハァハァしちゃうのは私だけではないでしょう。

前々からDMZセグメント、というか3つ以上のネットワークに分けられるルータが欲しいなあとなんとなく思っていたのですが、最近Fortigateを仕事で触っていたらムラムラきてしまい、ヤフオクの相場を確認して速攻で入手活動を開始。新品で入手すると6万円弱くらいする製品ですが、ヤフオクさまさま、たったの数千円で落札出来ました。ルータと書きましたが、アンチウイルス、IPS、ウェブフィルタ等の機能も備えたUTMというカテゴリに入る製品です。それぞれの機能はライセンスを買わないと有効に出来ないのですが、ファイアウォールとVPNの機能はライセンス無しでも動くので、結構遊べる代物だと思います。ただFirmware Supportが切れていると最新のファームウェアに出来ないので、入札前に確認したほうがよろしいかと思います。

はじめはWAN2ポートが1000BASE-Tである80Cにしようかと思っていたのですが、80Cは出品数が少なく消費電力平均31w(50Bは6w)、インターネット側にギガビットを必要とするような時代にはまだ当分なりそうもない、50Bのファイアウォールスループットはカタログスペック値で50Mbpsだけど実際は90Mbps以上出るらしい、ということで50Bにしました。フレッツスクウェアでのスピードテストをしたいところなのですが、残念ながら現時点ではPPPoEのマルチセッションには対応していないようで、設定を直すのも面倒くさいのでいずれ計測ということでご勘弁を。ちなみにUSENのスピードテストはこれまで(WR8300N使用)通り、45Mbps前後まで出ました。

実際のところ、家庭でファイアウォールのポリシーをガシガシ設定する意味はほとんどないのですが、家庭用ブロードバンドルータとは一線を画すWebUIの画面や、CLIでの設定でハァハァしてしまう諸氏はお遊びで購入してみてはいかがでしょうか。

fortigate-50b
webconfig_20100922