今度こそ本気でLinuxデスクトップ?

Ubuntu Linux というディストリビューションがデスクトップとして結構使えるという情報を目にしたので、これまで外部公開専用のサーバとしていた PC の OS を Ubuntu に変更し、今月からサーバ兼日常のデスクトップ用途として試用していました。
これまで Linux でデスクトップというと、日本語入力ソフトの変換精度が絶望的に悪かったり、 Web ページを閲覧するとレイアウトが崩れまくったり、何でもかんでもすぐ落ちたりw、と本格的に利用するには正直なところ厳しかったんですが、今回インストールした Ubuntu は前述の点も含め、かなり完成度が高まってきた印象を受けました。
特に Compiz Fusion という 3D-Desktop 環境は、見た目や動きが派手なだけでなく、実用性も十分に有しており、操作に慣れてくると心地良さすら感じるものでした。 VGA が3世代前の GeForceFX5200 では、動作に少しひっかかり感がありましたが、現世代ローエンドの GeForce8400GS に換装したところ、ぬるぬると動くようになりました。(VGA以外も含むハードウェア環境はこちら)
メディアプレイヤー周りの動作に若干不安定なところが見られるなど、まだまだ改善の余地があるのも事実ですが、十分日常の使用に耐えうると判断し、しばらくデスクトップ用途に利用することにしました。